技術情報

2015/07/02

【技術資料】Supermicroサーバ 「MegaRAID Configuration Utilityを使ったRAID構成」 ガイド

SupermicroサーバでMegaRAID Configuration Utility を使ってRAIDを構成する方法をご紹介します。

<MegaRAID Configuration Utility(Ctrl+R)を使ったRAID構成>

起動画面で「Ctrl」キー+「R」キーを押して、MegaRAID Configuration Utilityを起動します。

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対象のRAIDカード上で「F2」キーを押します。

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メニューが表示されるので「Create Virtual Drive」を選択します。

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RAIDレベルを選択するため、「RAID Level」項目でEnterキーを押します。

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【RAID-5を構成する場合】

リストより「RAID-5」を選択します。

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「↓」キーを押すと使用する物理Driveの選択画面に移るので、使用する物理ドライブを選択します。
※選択したいDriveの所で「スペース」キーを押して選択します。

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Drive選択が完了しましたら「↓」キーを押して論理ドライブの容量(Size)を指定します。
※必要に応じて変更してください。

容量指定が終わったら、何度か「Tab」キーを押して、「OK」のところで「Enter」キーを押します。

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初期化のメッセージがでますので「OK」を押して下さい。

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完了すると「Virtual Drives」の項目に作成した論理ドライブが表示されます。
※[+]になっているところは「→」キーを押すと展開されます。

mega_raid_10

以上で、RAID-5構成は完了です。

【RAID-10を構成する場合】

リストより「RAID-10」を選択します。

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「RAID-5」と同様に使用するドライブを選択(「スペース」キーで選択)し、OKを押します。

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以上で、RAID-10構成は完了です。

【ホットスペアを作成する場合】

ホットスペアを作成したい「Drive Group」上で「F2」キーを押します。 メニューから「Manage Ded. HS」を選択します。

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ホットスペアにしたいドライブを選択(「スペース」キーで選択)します。

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完了しますと「Hot spare drives」項に[+]が付きます。

mega_raid_16

以上です。

【ご注意】

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