2018/07/25
エンタープライズコンピューティング、ストレージ、ネットワーキングソリューションおよびグリーンコンピューティング・テクノロジーのグローバルリーダーであるSuper Micro Computer, Inc.(NASDAQ: SMCI)(スーパーマイクロ・コンピュータ、NASDAQ: SMCI)は25日、7月25日から27日までマリーナベイ・サンズで開かれる2018年RSAシンガポール会議のブース1815と1817において、幅広いネットワークエッジとセキュリティー機器のポートフォリオに新たに加わった、最新のIntel(インテル)プロセッサーをベースとするシステムを展示すると発表した。
Supermicroは、サーバー技術とグローバルサービスの深い専門知識を活用し、最新のIntel(R)Xeon(R)D-2100プロセッサーをサポート、前世代と比較して計算性能を最大60%向上させた幅広いソリューションを展示している。X11SDVシリーズのマザーボードをベースにしたSYS-5019D-FN8TPとSYS-E300-9Dは、新しいシステムオンチッププロセッサーの性能と高度なインテリジェンスを、組み込みアプリに最適な高密度、低消費電力のコンパクトなソリューションと組み合わせることで、インフラの最適化を実現する。Supermicroのプラットフォームはまた、認可済みで使用目的の決まっているメッセージや情報の暗号化とその解読を高速化する、暗号エンジンを提供するIntel(R)QuickAssist Technology(Intel(R)QAT)もサポートしている。
Supermicroのチャールズ・リアン社長兼最高経営責任者(CEO)は「市場のインテリジェントネットワークエッジソリューションに対する需要が高まる中、Supermicroはセキュリティー、産業オートメーション、通信、ネットワーキングなど、幅広い垂直市場にサービスを提供する業界最高の組込みサーバーとマザーボードを用意している。組み込みアプリケーション全体でデータに基づく作業負荷が大幅に増加する中で、Supermicroは、展開が容易で拡張性が高いエッジに最適なエコシステムを提供する、強力で拡張性が高く、それでいて動作の速いIoTゲートウェイとコンパクトなサーバー、ストレージ、ネットワーキングソリューションの開発に全力で取り組み続けている」と述べた。
SupermicroのX11SDVプラットフォームは、超高密度で低消費電力のデバイスで高い信頼性、可用性、保守性(RAS)機能を備えており、インテリジェントエッジにバランスのとれた計算、ストレージ、ネットワークをもたらす。こうした先端技術の数々が、最大16のプロセッサーコア、2400MHzで動作する最大512GB DDR4 4チャネルメモリー、RDMAサポート付きの最大4つの10GbE LANポートを備え、Intel(R)QAT 暗号/暗号化/復号化アクセラレーションエンジン、mini-PCIe、M.2およびNVMeサポートを含む内部ストレージ拡張オプション付きで販売される作業負荷最適化ソリューションの提供と長期にわたる使用を可能にした。
Supermicroの1019C-HTN2は、3つの独立したディスプレーをサポートするコンパクトなIoTシステムで、デジタルサイネージ、DVR(デジタルビデオレコーダー)/ NVR(ネットワークビデオレコーダー)、POS(販売時点情報管理)、オフィスサーバー、ネットワークセキュリティーアプリに最適である。深さ11.3インチのこの1Uシステムは、SupermicroのX11SCZ-FマイクロATXマザーボードを搭載し、2つのホットスワップと2つの内蔵2.5インチハードドライブベイ、最大64GBの2666 MHz DDR4メモリー、2つのGbE LANポート、4つのUSB 3.1デバイス、1つのPCI-E 3.0 x16スロット、M.2スロット、専用のIPMI 2.0リモート管理ポートを備えている。ソケットベースのプロセッサーをサポートすることで、顧客は特定の要件に基づいて最適化されたCPUを容易に実装できる一方、PCI-E x16スロットは顧客の機能拡張を可能にする。全体として、このコスト最適化システムは、マルチコア、高速、電力効率の高い処理を必要とするアプリケーションに最適である。
プレスリリース詳細(共同通信PRワイヤー提供)は、下記リンク先を参照ください。