2018/09/21
エンタープライズコンピューティング、ストレージ、ネットワーキングソリューションおよびグリーンコンピューティング・テクノロジーのグローバルリーダーであるSuper Micro Computer, Inc.(NASDAQ: SMCI)(スーパーマイクロ・コンピュータ、NASDAQ: SMCI)は19日、GPU最適化サーバーの広範な製品ラインに最新製品を追加した。
人工知能(AI)は現在および予測可能な将来において、ビジネスの成功への最も重要な要素の1つに急速になってきた。現在、AIベースの製品およびサービスを加速し、コスト効率よく拡大できる強力なコンピューティング・プラットフォームを展開する必要性が成功を収めるエンタープライズにとって極めて重要になっている。
Supermicroの最新のSuperServer 6049GP-TRTは、多様な最新AIアプリケーションを加速するために必要とされる優れた性能を提供する。最大のGPU密度および性能のために、この4Uサーバーは最大20のNVIDIA(R) Tesla(R) T4 Tensor Core GPU、3テラバイトのメモリー、24のホットスワップ可能な3.5インチ・ドライブをサポートする。このシステムは、4基の2000ワットTitanium Level効率の冗長性(2+2)のある電源サプライも搭載し、消費電力効率、稼働時間、サービサビリティーを最適化することを支援する。
Supermicroのチャールズ・リアン社長兼最高経営責任者(CEO)は「Supermicroは5G、スマートシティー、IoTデバイスなどのテクノロジーに推進されて急浮上してきたハイスループット・インファレンス市場に対応するためにイノベーションを続けている。この市場は大量のデータを生み出し、リアルタイムの意思決定を必要としている。われわれは、NVIDIA TensorRTと最新のTuringアーキテクチャーに基づくT4 GPU Acceleratorの組み合わせはこれらの要求が厳しくレイテンシーに影響を受けやすいワークロード向けに最適な組み合わせであると考えており、当社のGPUシステム製品ラインでこれを積極的に活用している」と語った。
NVIDIAのイアン・バック副社長兼アクセラレーテッド・コンピューティング担当ゼネラルマネージャーは「エンタープライズ顧客は、Supermicroの最新の高密度サーバーのNVIDIA Tesla T4 GPUによって、スループットと消費電力効率の大幅に向上させる恩恵を受ける。AIインファレンスがデータセンターのワークロードの大部分をますます占めるようになっているが、これらのTesla T4 GPUプラットフォームは非常に効率的でリアルタイムかつ一括的なインファレンスを提供する」と語った。
Supermicroの性能最適化の4U SuperServer 6049GP-TRTシステムは最大20の20 PCI-E NVIDIA Tesla T4 GPUアクセラレーターをサポートしており、これは幅広いデータセンター展開向けのGPUサーバー・プラットフォームの密度を大幅に増やしてディープラーニング、インファレンス・アプリケーションをサポートする。業界は人工知能をますます展開することに伴い、インファレンスに最適化された高密度サーバーを求めている。6049GP-TRTは、ディープラーニング、ニューラルネットワークのトレーニングから顔認証や言語翻訳などの現実世界への人工知能の応用までの移行をリードする最適なプラットフォームである。
Supermicroは、あらゆるスケールアウト・サーバーのインファレンス・ワークロードを加速するように設計された超効率のTesla T4をサポートする4U GPUシステムの全てのファミリーを保有している。Tesla T4のハードウエアアクセラレーテッド・トランスコードエンジンは、複数のHDビデオストリームをリアルタイムで提供し、ディープラーニングをビデオトランスコーディング・パイプラインに組み込み、新しいクラスのスマートビデオアプリケーションを実現することを可能にする。ディープラーニングはこれまでの他のコンピューティングモデルと違い、われわれの世界を形成するので、よりディープで、より複雑なニューラルネットワークは飛躍的に大量のデータでトレーニングされる。応答性を達成するため、これらのモデルは強力なSupermicro GPUサーバーに展開され、インファレンス・ワークロード向けに最大のスループットを提供する。
プレスリリース詳細(共同通信PRワイヤー提供)は、下記リンク先を参照ください。
・Supermicroが4Uに最大20のNVIDIA Tesla T4アクセラレーター搭載のAIインファレンス最適化GPUサーバーを公開