2018/10/12
エンタープライズおよびエッジコンピューティング、ストレージ、ネットワーキングソリューションおよびグリーンコンピューティング・テクノロジーのグローバルリーダーであるSuper Micro Computer, Inc.(スーパーマイクロ・コンピュータ、SMCI)は今週初め、SDN & NFV World Congressで幅広い5Gソフトウエア定義ネットワーキング(SDN)向けに最適化されたモジュラー型36ポート・ネットワーキング・プラットフォームを新たに開発していると発表した。同社はまた、効率を向上させた未来志向のネットワーク向けのインフラストラクチャー展開を加速するように設計されたuCPE向けインテル(R)Selectソリューションに認定を受けた最新のSuperServer 5019D-FN8TPも公開した。
インターネット技術が発展し続け、新しいデータインテンシブ・アプリケーションが開発されるに伴い、今日のネットワークで生成され送信されるデータ量は飛躍的に増大している。大量のデータがネットワークを行き交うため、現在のデータセンターは最先端のネットワーキングインフラストラクチャーを保有し、これらの新しい技術に必要とされるスピードと信頼性をサポートすることが極めて重要である。
この必要性に応えるため、Supermicro最新の5Gネットワークエッジ・サーバー設計は、クラス最高のコンピュート、メモリー、ストレージ、モジュラーネットワーキング・インターフェースを冗長性がある電源を備えたコンパクトで奥行きが浅い1Uシステムに組み込んでいる。この柔軟な新サーバーは、最新のインテル(R)Xeon(R)スケーラブル・プロセッサーとインテル(R)Xeon Dプロセッサーをサポートし、前世代よりも優れたコンピュート性能を提供するとともに統合されたインテル(R)QuickAssistテクノロジー(インテル(R)QAT)もサポートし、情報を許可された用途および目的に沿って使用するため、情報のより迅速(最高100Gps)な暗号化および解読ための暗号化エンジンを提供する。
Supermicroのチャールズ・リアン社長兼最高経営責任者(CEO)は「市場が5Gを目指す中、Supermicroは総合的なコンパクトサーバー・ソリューションを提供し、ネットワーキング、通信、セキュリティー、工業オートメーションを含む幅広いバーティカル市場にサービスを提供することによって、よりインテリジェントなネットワークエッジ・ソリューションに対する需要に応えている。当社の柔軟かつ強力な最新の1Uモジュラー型ネットワークエッジ・プラットフォームは最大36のネットワークポートをサポートし、ネットワーク機能仮想化(NFV)、ソフトウエア定義ネットワーキング(SDN)がソフトウエア定義ワイドエリアネットワーク(SD-WAN)、ユニバーサル顧客構内設備(uCPE)、5Gクラウド、集中型RANアプリケーション向けのアジリティーおよび性能を提供する」と語った。
Supermicroの新しいネットワーキングエッジ・プラットフォームはインテリジェントエッジ向けのバランスのとれたコンピュート、ストレージ、ネットワーキングを提供するだけでなく、長期間にわたる可用性も提供する。2400MHzで動作する最大512GB DDR4 4チャンネル・メモリー、WANおよびLAN通信のサポート、冗長性のある電源、0から45度までの周辺温度での稼働を完備するこの新しい設計は、SDNおよび通信企業にとってのゲームチェンジャーである。
uCPE向けのSupermicroのインテル(R)Selectソリューションを紹介
さらに、ユニバーサル顧客構内設備(uCPE)の市場導入は増大し続けており、uCPE向けのSupermicroの認定インテル(R)Selectソリューションは、サービスプロバイダーがさまざまなネットワーク機能仮想化(NFV)アプリケーションのセキュアかつ容易な展開を迅速かつ効果的に進めることを可能にする。uCPE向けのインテル(R)Selectソリューションとして認定されたSuperServer 5019D-FN8TPによって、容易なSD-WAN導入を目指す顧客は、このシステムソリューションが容易な展開だけでなく、認定済みで、かつワークロードに最適化された性能を提供することを確信できる。
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