2018/11/13
エンタープライズ・コンピューティング、ストレージ、ネットワーク・ソリューション、グリーン・コンピューティング・テクノロジーの世界的なリーダー、Super Micro Computer, Inc. (NASDAQ:SMCI、以下Supermicro)は、11月13日から15日にかけて、米国テキサス州ダラスのKay Bailey Hutchisonコンベンション・センターで開催されるSuperComputing 2018(SC18)において、新しいハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)システムの、業界で最も幅広い製品ラインナップをデモンストレーションします。また、SupermicroはIntel、NVIDIA、AMDから代表者を迎え、複数のスピーカーセッションをブース(番号3006)で全日開催します。SC18におけるSupermicroの出展内容やスケジュールに関する詳細は、次のリンクをご参照ください。
https://www.supermicro.com/SC18
Supermicroの社長兼最高経営責任者(CEO)チャールズ・リアン(Charles Liang)は次のように述べています。「当社はハードウェアソリューション企業として、ライフサイクル10年のシャーシ、電源装置、ファン、その他サブシステムといった、リソース・セービング・サーバー、GPU、ストレージなどのソリューション開発に多額の投資を行っており、お客様の電子廃棄物削減やエネルギーコスト、ハードウェア取得コストの節約を支援しています。リソース・セービングは、データセンター投資に対する優れたTCOを提供すると同時に、データセンターの環境への影響を最小限に抑えることを組み合わせた、TCE(Total Cost of the Environment)に効果的です。また、Supermicroの技術革新と、迅速な市場投入を実現するリーダーシップによって、当社のペタスケール1U NVMeソリューションは、お客様に大きな競争優位性を提供し、量産出荷されています。」
オールフラッシュNVMe(TM)(Non-Volatile Memory Express)1Uストレージサーバーの、新しいペタスケール製品ラインは、最高のストレージ密度、IOPS性能、電力効率を兼ね備えた、次世代のフラッシュテクノロジーを搭載しています。Supermicroは、U.2、Intel Ruler、Samsung NF1、EDSFFフォームファクタSSDをサポートするシステムによって、データ集約型のHPCワークロードを持つユーザーに、最良のレイテンシ性能や、真のtime-to-value(導入から、実際に価値が生み出されるまでの時間)のメリットをもたらし、これまでにない柔軟性と、大容量のネットワークストレージアプリケーションの選択肢を提供します。
HPCのアプリケーションは、新しい科学的な洞察を得るため、複雑さを増し続けています。Supermicroの新しいNVIDIA(R) HGX-2ベースのSuperServer 9029GP-TNVRTは、NVIDIA NVLink(TM)とNVSwitch(TM)を介して接続された16基のNVIDIA Tesla(R) V100 Tensor Core 32GB GPUをサポートし、80,000を超えるCUDAコアを活用し、オンプレミスとクラウド環境どちらにおいても、AIとHPCの比類なき性能を実現します。この新しいシステムは、わずか10台のラックスペースで、最大2ペタフロップの性能を提供します。
SuperServer 4029GP-TVRTは、AIおよびHPCアプリケーションのデータセンターへの導入を簡素化するため、NGCに対応しています。お客様は、NGCコンテナレジストリから、新しい機械学習や分析コンテナなど、拡張されたHPCおよびAIソフトウェアライブラリを含む、GPUに最適化されたソフトウェアを、親和性の高いTesla V100 GPUを8基とNVIDIA NVLinkを搭載した4Uシステム、4029GP-TVRT上で実行できます。
Supermicroの新しいSuperServer 6049GP-TRTは、最も要求の厳しい推論ワークロードの処理に最適な設計がされており、最新のAIに求められる優れた性能を提供します。この4Uシステムは、Turing Tensor CoreテクノロジーのNVIDIA Tesla T4 GPUを最大20枚搭載し、3テラバイトのメモリ、24個のホットスワップ対応3.5インチドライブをサポートしており、最大のGPU密度とパフォーマンスを実現します。また、このシステムは4つの2000ワットのチタニウムレベル効率の(2+2)冗長電源を備えており、最適な電力効率、稼働時間、保守性を実現します。
Supermicro BigTwin(TM) システムは、2U 4ノード設計において最高のパフォーマンスと効率を実現し、全てのインテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサー、24 DIMM、最大6つのホットスワップ対応オールフラッシュNVMeまたはハイブリッドNVMe/SAS3ドライブ・ベイ、最大3つのPCI-E 3.0スロット、ノードあたり100/40/25/10/1Gのネットワークオプション選択を可能にする柔軟なSIOMモジュールをサポートしています。信頼性と効率性のために、冗長2600W/2200Wチタニウムレベル(96%+)デジタル電源を標準装備しています。Supermicroは、オールフラッシュNVMeモデルを含む、AMD EPYC(TM) 7000シリーズのプロセッサー全てをサポートするBigTwin(TM) システムも提供しています。
Supermicroは、SC18において、あらゆるワークロードに対応し、リソース・セービング・テクノロジーを採用したプラットフォームを幅広く展示します。新しいディスアグリゲートSuperBlade(R) は、CPU、メモリ、I/O、エンクロージャ、ストレージ、電源、冷却の独立したアップグレードを可能にし、主要なサーバーサブシステム間の相互依存を解消します。これにより、パフォーマンスと効率を、それぞれの世代において最大限に引き出せるよう、各コンポーネントを最適なタイミングでリフレッシュすることができます。SuperBlade(R) は、2ソケットまたは4ソケットの インテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサー搭載のブレード・サーバーを、8Uのエンクロージャに20ブレード高密度に搭載し、100G EDR InfiniBand、100G Omni-Path、25Gスイッチなどを統合した高速インターコネクトと、ノードあたり最大14個のNVMeデバイスをサポートすることで、ラックあたり最大495 TFLOPSの最大性能を実現します。信頼性と電力効率を最適化するために、SuperBlade(R)は、2200ワット チタニウムレベル(96%+)デジタル冗長電源、2000ワットDC電源、1200ワットのBattery Backup Power(BBP)モジュールをサポートしています。
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