カリフォルニア州サンノゼ, 2021年9月20日 /PRNewswire/ --エンタープライズコンピューティング、ストレージ、ネットワーキングソリューション、およびグリーンコンピューティングテクノロジーのグローバルリーダーである Super Micro Computer, Inc. (SMCI)は、カリフォルニア州サンノゼの複数の場所にある米国本社のキャンパスに新しい施設を追加します。顧客はこの統合されたキャンパスでSupermicroのエンジニアと協力して、オンサイトのデータセンターにアクセスし、オンプレミス、コロケーション、パブリッククラウドのワークロードシナリオを適切なバランスで開発、テスト、作成して、最適な形で将来の企業の課題に対応できるようにします。新しい建築物は200,000平方フィート以上のサイズで、Supermicroのグリーンコンピューティングパークに最近追加されました。この建設にはコマンドセンターが含まれており、世界中の顧客のさまざまなニーズに対応する新しい革新的なソリューションをサポートします。人工知能と機械学習（AI/ML）、5Gエッジ、オンプレクラウドのソフトウェアとハードウェアなどの新しいテクノロジーをすばやく組み込み、最も要求の厳しいワークロードのテストが可能となります。Supermicroのシリコンバレー本社は、150万平方フィート以上ある敷地に12棟以上の建物を擁し、エンジニアリング、製造、顧客サービスをサポートしています。

社長兼CEOのチャールズ・リアン（Charles Liang）は、「コマンドセンターとオートコンフィギュレーターを備えたB23をシリコンバレーの心臓部に加えて、クラウドやエンタープライズの当社のパートナーをサポートできることをうれしく思っています」と述べました。「28年前に米国で創業されたSupermicroは、世界トップクラスのサーバーとストレージの製造メーカーです。当社は顧客に最高の製品とサービスを提供し、さまざまな業種の顧客のインフラ要件を満たしたソリューションの提供を拡大しています。新しい製造拠点は、ソフトウェア、高度な液体冷却、ラックレベルのプラグアンドプレイ（PnP）システムなどを含むトータルITソリューションに重点を置き、市場で実績のあるサーバーとストレージのソリューションをてこ入れします」。

さらに、新しい施設では、100％天然ガス供給によるBloomエナジーサーバーを使用した、2メガワットのクリーンな燃料電池ベースの電力を生成し、Supermicroの既存のBloomエナジーサーバーの使用に追加します。この製造拠点は、水とエネルギーの使用量を抑えた、資源効率の高い「エネルギーと環境に配慮した設計におけるリーダーシップ（Leadership in Energy and Environmental Design、LEED）」の施設として認証されています。

サンノゼ市のサム・リカルド市長は、「Supermicroがシリコンバレーをベースに、グリーンコンピューティング・パークに新たな製造拠点を加えて拡大を続けていることを非常にうれしく思っています」と述べました。「28年間にわたり、Supermicroの雇用、イノベーション、先進技術は、シリコンバレーの経済に多大なる貢献を行い、何千もの世界中の顧客を成功に導きました」。

新しい施設は、多数のクラスターとラックの組み立てに特化しており、サーバーシステムの水冷が、ソリューションの一環として必要となる可能性があります。Supermicro製品の需要が高まる中、最先端の技術が含まれる製品の大量注文に応じてタイムリーに納品するために、新しい施設が必要となりました。さらに、新しいSupermicroの ラックスケールのプラグアンドプレイのプログラム では、ユニット全体のテストが必須の事前構成済みのソリューションを迅速に納品する必要があり、十分なステージングエリアが必要です。これらのシステムを通じて、最高レベルのサーバー製造の統合とテストであるL12を実現します。専用のフロアスペースがあれば、ラック統合サービスチームは、複数のマルチラックの顧客のシステムで同時に作業できるため、納品のための処理能力が向上します。ひとつの棟の中で研究開発、製造、ソリューションエンジニアリングを行うことで、顧客への納入期間が短縮され、複雑なITの課題を解決する高度なテクノロジーがより迅速に顧客に提供されます。