eコマース、ソフトウェア開発、クラウドゲーム、コンテンツ制作、プライベートサーバーインスタンスなどに大規模にコストを最適化したパフォーマンスを提供する独自の新しいマルチノードシステム

カリフォルニア州サンノゼ、2023年6月21日 /PRNewswire/ -- 今月、クラウド、AI/ML（機械学習）、ストレージ、5G/Edge向けの総合ITソリューションを提供するSupermicro, Inc.（NASDAQ: SMCI）は、eコマース、クラウドゲーム、コード開発、コンテンツ制作、バーチャルプライベートサーバーのニーズに応えるべく、ITとデータセンターの所有者に、高性能でスケーラブルなソリューションを可能にする新しいサーバーを導入すると発表しました。新システムは、PCIe 5.7対応、DDR5-5200 MHz、CPUあたり最大16コア（32スレッド）を含む最大ブーストスピード5.7 GHziを備えた最新の「Zen 4」コアアーキテクチャに基づいて、サーバー用に最適化されたAMD RyzenTM 7000シリーズプロセッサを使用するよう設計されています。新製品のSupermicro MicroCloudは、ウェブホスティング、クラウドゲーム、バーチャルデスクトップアプリケーションなど、幅広い用途で最新のシステムテクノロジーを使えるように設計されています。

Supermicro System with AMD RyzenTM 7000 Series Processors

スーパーマイクロ社のマーケティング・セキュリティ担当副社長、マイケル・マクナーニー（Michael McNerney）氏は次のように述べています。「当社は、最新の AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサを搭載した、用途に合わせて最適化されたサーバー製品ラインを拡充しています。スーパーマイクロ社がお届けする新サーバーによって、IT管理者は国内外の顧客に対して、遅延性がさらに低い、より多くのサービスの提供が可能になり、コンパクトでハイパフォーマンスの選択肢を提供します。AMDと密接に協力し、Ryzen 7000シリーズ・ファームウェアをサーバー用に最適化することによって、PCIe 5.0、DDR5メモリ、超高速クロックレートを備えた新テクノロジーを可能にする広範なソリューションのより迅速な発売を可能にしました。これにより、企業はコストを削減し、顧客に高度なソリューションを提供することができます。」

Supermicro MicroCloudの新ブレード製品、AS -3015MR-H8TNRサーバーには、シングルコア最適化したAMD Ryzen 7000シリーズプロセッサが搭載されており、最大128GM容量のDDR5メモリまで増設可能、最大TDP（熱設計電力）は170Wです。Supermicro MicroCloud 3Uエンクロージャには、8つのブレードが搭載されており、各ブレードにはフロントアクセス可能なNVMe U.2、SASまたはSATA3ドライブを最大2個搭載することが可能です。Supermicro MicroCloudは、効率性を高め稼働が途絶しないように8つのブレード全体で冷却電源と冗長電源を共有します。IT部門は、物理ノードやリアI/Oへのアクセスが簡単で、8つのノード専用のIPMIポートを含むフレキシブルなリモート管理インターフェースを使って、専用ホスティング、Webホスティング、クラウドゲーム、リモート、バーチャルデスクトップなどの負荷に対応するマルチインスタンス環境を速やかに設定できます。

Enterprise and HPC Business Groupのジョン・モーリス（John Morris）副社長は次のように述べました。「AMDは、お客様が広範囲な負荷に対してコストを削減しつつパフォーマンスを向上できるような画期的な製品を発売すべくスーパーマイクロと密接に連携しています。Supermicro MicroCloudは、お客様にコンパクトで低遅延性のソリューションを提供しており、これらはデジタルトランスフォーメーション達成を狙う多くのデータセンター運営業者のニーズに応えることができるでしょう。AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサは、クラウドおよび専用ホスティング環境向けのコンパクトなフォーム・ファクターで、パフォーマンスの新たなスタンダードとなったのです。」

Supermicro (Super Micro Computer, Inc.)について