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2024/02/22

【プレスリリース】Supermicro、高度なAI機能をエッジコンピューティング環境に提供する 最新のシステムポートフォリオを発表

リモートエッジコンピューティングには、生産性を向上する高度なワークロードを支える高性能AIおよびトレーニングソリューションが必須 

サンノゼ, カリフォルニア州, 2024年2月22日 /PRNewswire/ -- Super Micro Computer, Inc.(NASDAQ: SMCI)は、AI、クラウド、HPC、ストレージ、5G/Edge、グリーンコンピューティングをリードする、トータルITソリューションを提供するメーカーです。同社は、AIソリューションのポートフォリオを拡大し、お客様が公共のスペース、小売店、産業インフラなどのエッジロケーションにおいてAIのパワーと機能を活用できるようにします。Supermicroのアプリケーション最適化サーバーは、NVIDIA GPU を搭載することで、事前トレーニング済みモデルの微調整や、データが生成されるエッジにおけるAI推論ソリューションの展開を容易にし、応答時間と意思決定を改善します。

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Supermicro Solutions for Edge AI

Supermicroの社長兼最高責任者(CEO)であるチャールズ・リアン(Charles Liang)は、次のように述べています。「Supermicroは、エッジAIソリューションの幅広いポートフォリオを提供しているため、お客様のエッジ環境向けに事前トレーニングされたモデルをサポートすることが可能です。デュアル 第5世代 インテル® Xeon® プロセッサーをベースとするSupermicro Hyper-Eサーバーは、最大3基のNVIDIA H100 Tensor コアGPUをサポートし、エッジAIに比類のないパフォーマンスを提供します。これらのサーバーには最大8TBのメモリーが搭載でき、データセンター並みのAI処理能力をエッジの設置環境で実現します。企業がエッジロケーションでAIデータを処理することで競争優位性の確立を目指す中、Supermicroは最適化されたエッジソリューションを提供し続けます。」

 

Supermicro エッジAIソリューションの詳細についてはこちらをご覧ください:
www.supermicro.com/edge-ai

サーバーの進歩により、ユーザーは必要な情報をエッジへ転送するだけで済むようになり、データをその都度クラウド側に送って処理をする必要がなくなりました。お客様は、データの発生元に近いリアルタイムの意思決定と正確なデータが必要となるエッジロケーションで、パフォーマンスが最適化されNVIDIA AI Enterprise を利用可能な事前トレーニング済みの大規模言語モデル (LLM)を使用できます 。

NVIDIA社パートナーアライアンス担当バイスプレジデントである ケビン・コナーズ(Kevin Connors )氏は、次のように述べています。「ヘルスケア、小売、製造、自動車を含むさまざまな業界の企業が、エッジでのAI活用をますます模索しています。NVIDIA AIプラットフォームを搭載する新しいSupermicro NVIDIA認定システムは、最高性能のアクセラレーテッド・コンピューティング・インフラストラクチャと、エッジAIワークロードの実行を支援するNVIDIA AI Enterpriseソフトウェアを提供するように構築されています。」

例えば、SupermicroのHyper-Eサーバーである SYS-221HE は、エッジのトレーニングと推論に最適化されており、奥行きの短いフロントI/Oシステムで、デュアルソケットCPUをサポートしています。このシステムは、NVIDIA H100、A10、L40S、A40、A2 GPUなどの、最大3枚のダブルワイド NVIDIA Tensor コア GPU を搭載可能です。これらのGPUは、Supermicro Hyper-Eに、データが収集、分析、保存されるエッジ環境でAIワークロードを処理するのに十分なコンピューティングパワーを提供します。Supermicro SYS-221HE には、前面または背面の保守性を選択できるオプションが用意されており、さまざまな環境に設置することできます。Supermicro Hyper-E サーバーのパワーと柔軟性の一例として、Eviden などのパートナー企業は、従来の小売店で買い物をする際の顧客体験を向上させるエッジAIソリューションを開発しています。

Supermicro のアドバンスト・エッジ・サーバー製品には以下が含まれます。

*Supermicro SYS-621C-TNR12R (CloudDCファミリー)は、クラウドデータセンター向けのオールインワンのラックマウントプラットフォームです。このコンパクトな2Uシステムは、奥行き648mmの筐体に最大2枚のダブルワイドGPUと、オプションでNVMeをフルサポート可能な4〜12個のSATA/SASドライブベイをサポートします。

* Supermicro SYS-111E-FWTRは、高さ1Uの高密度エッジシステムで、第5世代 インテルXeonプロセッサーと、2つのPCIe 5.0 x16 FHFLスロットを搭載し、ネットワークやエッジアプリケーションに幅広く対応できます。

* コンパクトなSupermicro SYS-E403-13Eは、 第5世代 インテルXeon プロセッサーと、最大3枚のNVIDIA GPUを搭載可能なボックス型PCフォームファクターで、データセンターレベルのパフォーマンスをエッジに提供します。コンパクトなフォームファクターにより、壁掛け式キャビネットやポータブルデバイスなどの狭いスペースにでもステムを展開できます。

* システムの奥行きが300mmと非常に短いSYS-211E-FRN2Tは、ネットワークエッジで要求されるようなスペースに制約のある環境に適合するように特別に設計されており、シングル 第5世代インテル Xeon プロセッサーを搭載しています。SYS-211E-FRN2Tは、ACまたはDC電源オプションを利用できます。

* パワフルで汎用性の高いSuperEdgeシステム SYS-211SE-31D/Aは、第5世代 インテル Xeon プロセッサー、3つのPCIe 5.0 x16スロット、最大2TBのDDR5メモリーを搭載する、3つの独立したノードを備えたマルチノードシステムです。この2Uシステムは、フロントI/Oと幅広い動作温度域を備え、奥行きが短いため、データセンターの外での展開に最適です。

SYS-E300-13AD は、第13世代 インテル Core プロセッサーを搭載するコンパクトなIoTサーバーで、サイズはわずか265mmx226mm、NVIDIA GPUを搭載する最小のシステムとなっています。このサーバーは、分散型AI機能をエッジに提供するのに理想的です。

小売業界向けのスマートアプリケーションを専門とするStoreGeniusのCEOであるジャック・イストック(Jacque Istok)氏は次のように述べています。「SupermicroのエッジシステムとNVIDIAテクノロジーをベースとする Eviden のAIを活用した小売ソリューションは、人々が店舗などの空間を移動し、対話する方法を変革します。店舗の3次元モデルと適切な情報を伝達できるインタラクティブなチャットボットを通じて、双方向でパーソナライズされたショッピングを提供することで、顧客のショッピング体験を向上します。本物そっくりの顔のアニメーション、高度な音声認識、3次元モデリングを組み合わせることで、実店舗に訪れるのとほぼ変わらない仮想ショッピング体験を提供することができます。」

Supermicro (Super Micro Computer, Inc.)について

Supermicro(NASDAQ: SMCI)は、アプリケーションに最適化したハードウェアとトータルITソリューションのグローバルリーダーです。米国カリフォルニア州サンノゼで設立し、本社を置くSupermicroは、エンタープライズ、クラウド、AI、HPC、IoT/Edgeを含むITインフラストラクチャー市場に、いち早くイノベーションを提供することに取り組んでいます。当社は、サーバー、AI、ストレージ、IoT、ネットワークスイッチ、ソフトウェア、サービスを提供する、トータルITソリューションプロバイダーとして常に変革をもたらすことに注力し、様々な種類のマザーボード、シャーシ、電源に至る製品を、自社で設計、製造し、提供しています。当社の製品は、生産規模と効率のため、グローバルな運用を活用して米国、台湾、オランダにおいて、設計および製造しており、TCOの改善、環境への影響を減らすグリーンコンピューティングを目指した最適化を促進しています。数々の受賞歴をもたらしている当社独自のServer Building Block Solutions(R)は、様々なフォームファクタ―、プロセッサー、メモリー、GPUなどのアクセラレータ、ストレージ、ネットワーク、電源、冷却方式(空冷や液冷)の組み合わせの中から、お客様に合った最適な構成を構築することが可能であり、アプリケーションとワークロードの最適化を実現します。

Supermicro、Server Building Block Solutions、We Keep IT Green は、Super Micro Computer, Inc. の商標または登録商標です。他のすべてのブランド、名称、商標は、それぞれの所有者に帰属します。

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記事参照元:https://www.supermicro.com/ja/news/resources/news

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